2009年11月4日

DNSの適切な設定をお願いします

いつもAdLantisをご利用下さいましてありがとうございます。

AdLantisでは多数のアクセスを高速に処理するため、DNSラウンドロビンを用いて複数の拠点から広告の配信を行っており、通常は特別な設定やソフトを必要とせず、この機構はうまく動作します。
しかし、AdLantisのモバイル版をご利用頂いている一部のメディア様におかれまして、広告呼び出しコードを設置されているサーバの設定が理由で適切な分散が行われず、極端にアクセスが偏っている事態が見受けられております。

AdLantisのモバイル版をご利用いただいているメディア様におかれましては、設置されるサーバが適切な設定であるかどうかを今一度ご確認くださいますようお願い致します。

hostsファイルでAdLantisのサーバを指定しないでください

AdLantisの配信サーバはDNSラウンドロビンにより負荷の分散が行なわれており、またメンテナンスなどの際にはDNSレコードから当該ホストを除外することにより、稼動している配信サーバへのみ接続が行われるようにしております。hostsファイルなどにより接続先のIPアドレスを固定してしまうと正しく負荷の分散が行われなくなるばかりか、メンテナンス時に停止しているサーバを迂回できずに配信に支障を来す可能性もあります。

nscdの利用は極力避けてください

DNSやNISなどのキャッシュにnscd(Name Service Cache Daemon)を用いるとDNSラウンドロビンが正常に動作しません。また、古いDNS情報を長時間持ち続けることにより最新の配信サーバの一覧が用いられず、配信トラブルに繋がることがあります。(参考1, 参考2)

nscdのTTL設定を極力短くするか、BIND, dnscache, UnboundなどのDNSリゾルバの利用を検討されることをお勧めします。

Windows Server 2008 (Vista), debian / Ubuntu Linuxをご利用の方へ

Windows Server 2008, debian / Ubuntu Linuxなど一部のOSではDNSラウンドロビンの選択が極端に偏ることがあります。メンテナンス時の配信トラブルに繋がることはありませんが、特定のホストに集中して接続することにより性能が低下することがあります。Windowsの場合はレジストリの編集で、Linuxの場合はIPv6の利用を無効に設定することで正常に分散されるようになり、レスポンスの向上を図ることができます。なお、本事象は最新のOS (Windows Server 2008 R2 / Ubuntu Linux 9.04)にて解消されております。

AdLantisの負荷分散と快適な配信基盤の維持のために、ご協力をお願い致します。